2011.5.7



  「小笠原諸島」4番目の世界自然遺産に登録へ
   平泉も文化遺産に
 6月に正式登録見通し




 政府(文化庁)は7日、世界遺産に推薦した「小笠原諸島」(東京都・小笠原村)と「平泉の文化遺産」(岩手県)ついて「登録にふさわしい」と勧告し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が世界遺産への登録を勧告したと発表した。6月にパリで開かれるユネスコの世界遺産委員会で、いずれも登録が正式決定される見通しだ。

 これにより、小笠原諸島が世界遺産の仲間入りする可能性が高くなった。小笠原諸島は、東京から南におよそ1000キロ離れた太平洋にある小笠原諸島は「オガサワラシジミ」「母島メグロ」「オガサワラオオ工コウモリ」など、世界でも貴重な固有の種を含むさまざまな動植物が生息していることや、陸地と一度もつながったことがなく、独自の進化を遂げた生き物がみられることなどから日本政府が世界自然遺産に推薦していた。

小笠原諸島についてはユネスコの諮問機関のIUCN=国際自然保護連合が2010年、現地調査を行うなどして検討した結果、「顕著な普遍的な価値がある」として「世界遺産に登録することがふさわしい」とする勧告をまとめていた。

森下一男小笠原村村長も「小笠原発の明るいニュースを日本の皆様にお届けし、村民とともに喜びを分かち合える日が来ることを心から願っています」とのコメントを発表した。島民の一人は「島内ではまだ賛否両論もあるが、これにより多くの人たちが訪れてくれれば喜ばしい。観光も盛んになるのでは?」と話していた。

小笠原は、国内では05年の知床(北海道)以来6年ぶり、4件目の世界自然遺産登録を目指している。日本でこれまで世界遺産に登録されているのは広島県の原爆ドームなど文化遺産11件と、北海道の知床など自然遺産3件がる。




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