2013.4.8


首相、14日に硫黄島訪問

 小笠原村で対話集会も


 安倍晋三首相は14日に太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)を訪れ、政府の遺骨収容チームの作業現場を視察する。同じ日に小笠原村の父島にも入り、経済政策や離島振興策をめぐり住民と意見交換する「車座ふるさとトーク」に、首相就任後、初めて臨む。政府関係者が8日、明らかにした。

 現職首相の硫黄島訪問は、2010年12月の菅直人氏以来。新藤義孝総務相や、与党の議員連盟「硫黄島問題懇話会」の逢沢一郎会長(自民党)らが同行する方向で調整している。

 厚生労働省によると、政府の遺骨収容チームは2013年度1回目の作業を進めるため9〜17日の日程で派遣される。現地では防衛省が自衛隊基地の滑走路下にあり、収容されていない遺骨の分布状況をレーダー探査する作業を進める。

 硫黄島の遺族らによる遺骨収容は、小笠原諸島が米国から日本に返還された1968年から毎年実施。同島の戦没者約2万2千人のうち、収容できているのは半数にとどまっている。


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