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NEW(2007.1.13日 )             

 硫黄島が6週間で20cm隆起、水蒸気爆発の可能性

   地震活動、次第に活発化の傾向

 気象庁などは12日、硫黄島(東京都小笠原村)が昨年11月中旬から約6週間に、最高で20数センチ隆起したと発表した。火山活動に伴うもので、同庁は「小規模な水蒸気爆発が発生する可能性がある」としている。

 国土地理院や防災科学技術研究所などは昨年11月11日と同12月27日の2回、陸域観測技術衛星「だいち」の合成開口レーダーを使って、硫黄島を観測した。その結果、2回の観測の間に、硫黄島南東部で20数センチ、中央部の元山一帯は20センチ程度隆起していることが分かった。硫黄島は過去数100年の間、平均で年間約25センチのスピードで隆起しているが、今回はわずか約6週間で年間隆起量に匹敵する急激な地殻変動を起こしたことになる。

 同庁火山課によると、この隆起は昨年8月から始まり、11月に入って加速。12月末までに、元山一帯を中心に約40センチに達した。島内の地震活動も、次第に活発化する傾向にあるという。

 同島は最近でも、2001年9月と10月に小規模な水蒸気爆発を起こし、同年から02年にかけて約1メートル隆起した。 (2007年1月12日20時38分読売新聞)

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