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NEw(2007年3月26日 )

 ’07都知事選 

 伝わらない選挙情報  小笠原村はカヤの外!?

   掲示板には立候補者2人だけ

 東京都知事選が22日に告示され、6日を過ぎていよいよ中盤戦を迎える。3選を目指す現職の石原慎太郎氏、前宮城県知事の浅野史郎氏、共生新党の黒川紀章氏、共産党推薦で元足立区長の吉田万三氏ら14人の立候補者が出揃い、決戦の火ぶたが切られた。選挙戦の争点は、「石原都政」への是非などに加え、2016年のオリンピック招致問題、教育問題、環境問題や教育格差、築地市場移転問題など、都民の暮らしに直接関わる問題が多岐に渡り、都内では関心度も一段と高まっている。

 小笠原村では22日の告示以来、村内4ヶ所の都知事選立候補者の掲示板には、石原氏と吉田氏の二人のポスターがポツンと貼られているだけ。他の候補者のポスターはなく立候補者が誰であるのか、何を訴えようとしているのか島民有権者には全く伝わってこない。島民は、各候補者の政策の中身を吟味するすべがないのが実情だ。 

 島民が情報を知るには、NHKと民放テレビのほか5日に1回の定期船「おがさわら丸」で送られてくる、日にち遅れの新聞だけ。後はインターネットで検索するしかない。小笠原村民のもつ“一票の重み”は、都知事選に限らず国政選挙でも、本土との格差はますます広がる。

 島民の一人は「小笠原は、格差社会の真っ只中にある。実態は、東京都民でありながら、情報一つとっても、本土から全く見放されている。選挙投票は国民の権利と言うけれど、自治体間の格差はますます開く。候補者は交通アクセス改善、航空路の開設、自然保護などいっているけれど、本気でそう思ってくれているのか疑わしい。2400人島民の声も真剣に聞いて欲しい。でなければ、せっかくの投票用紙も軽くなる」と、その不公平さに、やり切れない気持ちを話している。  

 黒川氏は、島しょ地区にも遊説をすると話しているが、本土から1000キロ離れた小笠原村には、さすがに来ることは出来ないようだ。

※・ 24日付の東京新聞の報道によると、同紙が「都知事選の候補者は都政の課題にどう取り組むのか。環境問題や教育格差、23区再編などについて4候補に聞く」というなかで『島しょ対策について』 インタビュー記事が報じられた。参考までに小笠原島民が関心事の内容もあるので、抜粋して掲載してみた。

    ◇   ◇

□都政の課題こう取り組む□(東京新聞)

 都知事選の候補者は都政の課題にどう取り組むのか。環境問題や教育格差、23区再編などについて4候補に聞いた。 (上から届け出順)

<質問>島しょ対策

 超高速旅客船「テクノスーパーライナー(TSL)」の就航がとん挫している小笠原諸島の交通問題や、噴火災害後の復興に取り組む三宅島など離島振興策について、どう取り組むのか。

■吉田万三氏候補

 小笠原諸島への交通アクセスは、島民のみなさんの声をふまえて取り組む。島しょ地域は都内と比べ、大きな税収の格差があるので、都民がどこでも一定水準の文化的な生活が送れるように振興計画をつくり、市町村総合交付金を増額し、支援を強化する。

■石原慎太郎氏候補

 島しょ地域については、自然保護と産業、観光の三位一体の振興プランを展開する。また現在、週1便の航路で25時間半を要する小笠原諸島へのアクセス改善のため、航空路の開設を目指して検討を進める。

■浅野史郎氏候補

 採算性と自然環境に配慮した航空路の開設、自然と観光産業の両立を図るエコ・ミュージアムなど、観光業や農林水産業、交通アクセス、医療といった生活課題について、地元の意見や自然環境に配慮し、島それぞれの個性を生かした地域活性化と自立的発展を図る。

■黒川紀章氏候補

 TSLをアジア諸国を結ぶ航路に育てる。TSLの経済性を高めるため貨物船(高速)として航路をネットワーク化する。コミューター空路とTSLを組み合わせた観光ルートの開拓。離島を観光と新農業の場として育てる。

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