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NEw (2007年4月22日 )      

 実行力と人間性などをしっかり見抜いて投票を

  馴れ合い”“マンネリ”議会から抜け出せ!  

 小笠原村議選は、いまのところ議席8に対し、立候補予定者は新人3人を含めた9人。村議員の中から、2人ベテラン議員が任期を終えて引退する。空席となった2議席に3人の新人候補が出馬し、辛うじて無投票当選は回避されたことは喜ばしい。

 しかし、島民にとってもっとも身近な選挙にしては、気がかりな点も多い。

 今回の選挙戦をみて、“馴れ合い”“無気力”“マンネリ”の議会をそのまま持ち込んで、立候補予定者はっきりした政策が必ずしも示されず、盛り上がりを欠いていることだ。

 小笠原村には、問題が山積している。何よりも村の地域開発、観光振興、島おこしを急がなくてはならないが、実現可能な具体的展望を持った、島の未来像は示されていない。

 残念ながら、村はなかなか補助行政から抜け出せない。小笠原は特別法よって制度的に制約があるだけに、経済力が弱く、補助行政に依存することもやむを得ない。しかし、だからといって自主性を欠いた“あなたまかせ”の補助行政のぬるま湯に漬っているだけでは、島の振興も受け身のものとなってしまい、意欲的かつ計画的な島おこしは期待できない。

 補助行政が議会や議員活動の無気力や、馴れ合い、マンネリを生んでいるとしたら、島にとっては自ら墓穴を掘るに等しい。

 一方の有権者も、これまでの地縁、血縁や馴れ合いなどによる無気力な投票から、断固訣別してほしい。村民から聞くと、最も力をいれてほしい政策として(1)村民に顔を向けた政治(2)本土との“空の便”確保(3)福祉の充実ーなどを挙げているが、こうした小笠原の課題に対し、なにをどう実行しようとしているのか、有権者は立候補者の示す政策とビジョン、その実行力と人間性などをしっかり見抜いて投票してほしいものだ。

 8議席に立候補者が9人とあっては、落選者一人を除き全員が当選することになるが、そうである以上、当選してもイコール有権者の信任を受けたことにはならない。票をどれだけ確保したかという投票数で評価すべきだろう。

 島民は口グセのように、「議会は活力、緊張感に欠け、なにをやっているのかも良く見えない」と批判する。が、これは、そういう議員を選んだ有権者にも半分の責任がある。

 これからは、中央依存体質から脱皮し、自らの地域づくりを競い合う時代に、馴れ合いとマンネリで貴重な一票を無駄遣いしたのでは、島はますます取り残されるだけだろう。「意思」のある一票を行使することによって、島に自治の活力あふれる風を吹かせよう。

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