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NEw (07.07.20)     

 小笠原村長選は参院選用の掲示板使用

 判別に戸惑う有権者の声も---- 選管ミスか、首長選軽視か

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 小笠原村長選挙が17日に告示された。ところが、告示日の朝、問題が起きた。立候補者のポスターを貼ろうと各選挙事務所のスタッフが指定された掲示場所に着いたら、参院選用の掲示板があるだけで村長選の候補者の掲示板が無いという事態が発生した。

 村選管は当初、22日に参院選とのダブル選挙を想定していたが、国政(参院選)選挙が会期延長で29日になったことで、二重に掛かる経費を節約しようと、8ヶ所(母島・4ヶ所)に作った参院選用の掲示板の活用を考え出したらしい。

 選管事務局の担当者は、「当初から1枚の掲示板で対応しようと計画していた」と話すが、選挙費用は村単費で村長選に122.9万円、国政選挙には同じく122.9万円の予算が別々に計上されている。とすれば、当然、村長選の掲示板は分けて立ててもおかしくないわけだ。

 こうした中で、告示日当日の朝、8ヶ所ある掲示板のうち一部掲示板で、村長選の位置を示す紙が貼っていなかったため、違う場所にポスターをはって選管から注意される陣営もあったという。

 村民の一人は「参院選も大事なことはわかる。だが、より地域に密着した村の将来を任せる村長を決めるのに、なぜ、わかりやすく別々の掲示板を作らないのか。村長選は参院選のおまけではない」と、怒りをあらわにしていた。また、「解釈の仕方によっては、選挙妨害とも取られかねない」との声も出ている。 

 都選管は「法的には問題ないが、住民にはわかりづらいのでは」と話している。

 一方、小笠原在住の元村議は、「本来、選挙管理委員会は有権者に対し、公正・正確に選挙情報を伝え、一人でも多くの投票行為を促すことが重要な仕事である。用意された予算はきちんと使われなくてはならない」と話している。

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