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NEw (07.09.06)      

小笠原村「街並み景観づくり」 住民説明会

 都の説明に反応さまざま

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 「小笠原らしい街並み」を作るために「街並み景観づくり」の一環として「都道のリフォーム」を計画している都小笠原支庁は8月31日、島民を対象とした説明会を小笠原村ビジターセンターで開催した。会場には約40名が参加。説明者側は、東京都小笠原支庁(土木課)、小笠原村(建水課)、東京電力などが出席した。

 都側の説明では「“小笠原らしさ”を演出するため平成16年、都道の西町、東町区間を無電柱化し電線を地中埋設させ、街並み景観づくりを計画した。これまで、村民の参加を求め27回にわたるワークショップを開催。述べ400名からの村民の意見を聞きながら、検討を積み重ねた結果」と強調。「島民のみさんのご意見を参考にしながら事業を進めていきます」と述べた。その上で、「小笠原村の玄関口には電柱がなくなり、景観がこれまでになく向上する。村民のご理解を賜りたい」と、協力を求めた。

 しかし、 住民からは 「都がいう“小笠原らしさ”とはどのような姿を描いているのか、説明がない」。さらに、「電柱がなくなり、道路の景観がよくるというが、結果は、都道で撤去した分の電柱を村道側に新設し、村道側に電柱が増える計画に変更しただけで、景観がよくるという都の説明とは矛盾する」と不満をあらわに。 

 また、今回の事業計画のため、都に土地を提供した村民の一人は「(計画の段階で)都は、トランスを置く場所が必要だからと言われ提供したのに、実際にはトランスは設置されない。必要がなくなったんなら返して欲しい」と怒ると、説明者側が一瞬言葉に詰まる場面もあった。

 都側は「車道を狭くしたら交通事故の起きる確率が増えるのでは」という島民の心配にも「道路基準に基づいて作ってるから大丈夫」と説明し結論付けた。「景観を良くしようとの考えには賛成だが、 あまりにも計画がズサン過ぎる…」。 などと厳しい声が飛び出した。

 質問では反対論調が目立ったが、説明会に参加した主婦は「街並み景観づくり」に関する説明は過去27回も議論を重ね、充分な説明を受けている。都道のリフォームも大筋で理解できる。いま、反対の意見を言うのはおかしい」といった意見も。

 都小笠原支庁高橋宏明彰土木課長は「村民の皆さんの貴重なご意見を承り、大変参考となった。今後の事業展開に活かしていきたい」と理解を求めた。

 今回の事業計画は、西町から清瀬にあるトンネルまでの総事業費は8億円で、完成は平成22年。その内、設計コンサル料は約3000万円。20年度の計画は、小笠原支庁前の通りから東町の一部までの200メートルを計画している。

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