◇平成13年度小笠原村議定例会

  【一般質問・TSL関連】

◇「TSL」地元受入の観光について

 活性化対策…体勢づくりに遅れ…村長

 TSL就航に伴う来島者5万人(年間予測)対策と、緊急3ヶ年プランを櫛田真昭議員より質された宮澤村長は、「観光活性化への課題は何か早急に整理しているところ」と述べた。

 さらに櫛田議員は来島者が減少している現状にも触れ、「村の支援誘導として、観光客のハートに触れるサービス対応やその整備などにも指導的役割が必要」と強調。

 村長は観光協会などとの体勢づくりに遅れがあることを述べ、行政主導で土壌づくりをしていくと答えた。

 運賃軽減に関する質問には、時期尚早との見解を示した。

 ◇TSLの実現化は

      議会の協力成果…村長

 TSLに関する審議で、原田龍次郎議員が「運賃や船への要望を伝えるのも村の義務。村民説明会を開く考えはあるのか」と質した。

 これに対し、宮澤村長は「TSLについては住民運動的なものの成果とする見方もあろうが、私としては執行部と議会がタイミングを逃さず手を挙げたから実現にこぎ着けたと思っている。今説明会を開いても混乱するので、事業が明確になった上で開く」との見解を示した。

◇ TSL受け皿宿泊対策200人分増加拡充へ

  TSL導入に伴う村の受け入れ整備で、宿泊客増加への対応策として、扇浦に分譲宿泊施設を建設する計画であること、既存の宿泊施設の増改築に対して村が支援策を講じることが明らかになった。

 これは菊池聰彦議員の質問に答えたもので、宮澤村長は「新規分譲宿泊施設建設は平成15年内就航予定のTSL対策として、平成14年の振興事業にのせたい」と述べた。

 また、既存の宿泊施設支援について菊池議員は「ほとんどが公的融資を返済中なので、何らかの基金創設や、利子補給等対策が必要」と強調。宮澤村長は対策を研究、検討すると述べた。


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