6月村議会

 小笠原社協問題,村議会で再び俎上へ

   「機関紙・がじゅまる」 波紋を広げる

    適確な対応への見解を質す---- 櫛田氏

      「処分は考えていない」 ---- 森下村長


 小笠原村村議会は9日、本会議を開き一般質問に入った。稲垣勇、大澤彰、杉田一男、櫛田真昭、宮川晉、公明党の佐々木幸美、共産党の佐々木哲子氏ら8名が一般質問を行なった。

 この中で櫛田氏は、「昨年不祥事を起こし、現在、東京都社会福祉協議会(東社協)に研修措置されているA職員(54)の共済会退職金積立金について、新たな不祥事疑惑が浮上している」として、この問題について村長の考えを質すと同時に、研修中のA職員の職場復帰についてどう考えているのかと質問した。

 これに対し森下一男村長は、「昨年、村から事務局長として職員を派遣し(社協の)内部改善も進んでいる」とした後で、社協職員については「処分する考えはない。昨年3月に事務局長の任を解いている。その中ですべき仕事を伝えていく」との見解を述べた。また「昨年に続いて村の職員を事務局長に派遣し、当該職員には権限も持たさず、金も扱わせず、そういう立場で事務局長の下に配置する」との考えを示した。

 この問題について、櫛田議員は「今回、新たに起こした問題で社協の機関紙「がじゅまる」で『本人の誤解があった末の処置、金は返還されたから問題はなく、法的には全く問題はない』との報告があったが、これは村民の社協に対する信頼をますます遠のかせる結果となった。議会で聞かれなければ、ほおかむりをしている役場の体質。村長および社協役員理事の姿勢は、追及されなければならない」と、述べている。


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