2010.8.01

硫黄島の日本兵埋葬米公文書
 集合埋葬地の記録情報見つかる!

   
今年度中にも発掘を始める考え…政府「特別チーム」

 読売新聞などの報道によると、太平洋戦争末期の激戦地となった硫黄島(東京都小笠原村)での戦死者の遺骨収集作業について、阿久津幸彦首相補佐官は30日、米国の公文書から新たに大がかりな埋葬情報が得られたと発表した。

 最大で日本兵数千人分に及ぶ可能性があり、政府は菅首相の特命で、8月に阿久津氏をリーダーとするチームを発足させ、今年度中にも発掘を始める考えだ。

 米国立公文書館に保管された米軍戦闘部隊の行動記録などを確認したところ、島南部の摺鉢山付近に日本兵の集合埋葬地を作ったとの記述があった。阿久津氏によると、この埋葬地だけで、最大約2000人が埋葬されている可能性があるという。

 このほか、場所は特定されていないが、約2000人分と約200人分の集合埋葬地が2か所あるという記録なども見つかった。

 硫黄島では、日本軍約2万2000人が戦死したとされる。これまでの発掘作業は地下壕を主な発掘場所としていたことなどもあり、現在までに収集できた遺骨は約8700柱にとどまっている。

                                               2010730  読売新聞)



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