2011.1.28

・コラム(1
 「2011年統一地方選挙」村議選に向けて 



 小笠原村も「地方分権・村民が主役」などを掲げて改革が問われる中で、返還後43年経った村は今、自立して政策行政を推進していく時代を迎えた。その核となる村議会(小笠原村)の役割は、これまでになく重く、かつ厳しいものになっている。そんな環境激変の中で、今年4月から行われる第17回統一地方選挙…。小笠原村議選への関心も、村内のアチラコチラで話題となっている。

 では、今の村議会の評価は?どうかと村民に聞いてみると、「今の議会への期待は望めない。」「議員の質が悪すぎる。」「これまで毎回、議会を傍聴していたが、最近の議会は中味がない。小学校程度の学級委員会並で、村民目線で議論が行われていないから、最近は行っていない。」etc…と、有権者のこえは手厳しい。

では、どうしたらいいだろう。それには、これまで投票した有権者一人ひとりが「頼まれたから何となく」「知り合いだったから」と極めて無気力、問題意識を欠いた投票で終わってきたからだ。これからの有権者は、首長や議員のパフォーマンスに惑わされず、候補者の人柄とともに、何を考え、どんな政策ビジョンを持っているかを見抜いて投票することが望ましい。

ある外国の大物政治家は「「政治は、政治家(議員)と国民(地域住民、有権者)が正しく厳粛に向き合ってこそ、内容を高める」と訴えた。が、この「当然」が当然でないところに、残念ながら、わたしたち村の政治的後進性がある。 「正しく向き合う」とは、議員は常に村と島民の将来の行方を考察、それに向けて行動を起こすこと。村民(地域住民)は常に議員に政策と行動を求め、どんな政治行動をするのかウオッチする――ということだ。

 そんな議会を構成する議員は、従って、それに価するプロの議員でなくてはならない。そうした議員を正しく選ぶには、住民も確かな目と意識をもって選別することが急務である。それには、最悪でも無投票選出の事態は避けたい。


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